九都県市首脳会議「地方分権改革の実現に向けた要求」を提出し
ます
平成26年5月20日に開催された第65回九都県市首脳会議の合意に
基づき、 黒岩神奈川県知事及び上田埼玉県知事が、 九都県市( 埼玉県、
千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、
相模原市) を代表して、別添のとおり国に対して要求書を提出します
ので、お知らせします。
【総務省】
1 提出日時 平成 26 年5月 27 日(火)9時 45 分
2 提出先
岡崎 浩巳事務次官
【首相官邸】
1 提出日時 平成 26 年5月 27 日(火)10 時 20 分
2 提出先 菅 義偉 内閣官房長官
※ 要請活動については、神奈川県にお問い合わせください。
(神奈川県問い合わせ先)
神奈川県政策局自治振興部広域連携課
自治推進グループ 井上、秋田 045- 210- 3147
平成 26 年5月 26 日
九都県市同時発表
埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、 横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、 相模原市
問い合わせ先
相模原市 広域行政課 電話:042- 769- 8248
地方分権改革の実現に向けた要求
地域の自主性・自立性を高め、個性豊かで活力に満ちた地域社会を実現するた めには、国と地方の役割分担を明確にし、地方分権改革を確実に推進していくこ とが必要であり、併せて地方が主体的に行財政運営を行うことができるよう、地 方税財政制度を抜本的に見直すことが不可欠である。
これまで、2期にわたる地方分権改革において様々な取組が行われてきたが、 権限移譲や義務付け・枠付けの見直しは十分に行われておらず、国から地方への 税源移譲についても、三位一体の改革以降行われていないなど、地方分権改革は 道半ばであり、更なる取組が必要である。また、国の地方分権改革有識者会議が
「地方分権改革の総括と展望」の中間取りまとめを行ったが、その中では更なる 権限移譲や税源移譲を行うことが具体的に明記されておらず、ここで改革が停滞 することも懸念される。
そこで、本日、九都県市首脳会議は、政府に対し真の分権型社会の構築に向け、 地方の意見を確実に踏まえ大胆な改革を断行するよう、以下の事項を強く要求す る。
Ⅰ 真の分権型社会の実現
(1)更なる権限移譲の推進
今通常国会に提出されている第4次一括法案等により、国から地方への権 限移譲及び道府県から指定都市への権限移譲が実施されることとなったが、 国の出先機関の見直しは行われておらず、国から地方へ移譲する事務・権限 はわずか50事項に止まるなど、不十分である。
ついては、国の出先機関は原則廃止する視点も踏まえ、国と地方の役割分 担の徹底した見直しを行い、更なる国から地方及び都道府県から基礎自治体 への大幅な権限移譲を進めること。
また、権限移譲を進めるに当たっては、住民に身近な事務・権限は全て地 方自治体に移譲することを基本とし、事務事業を実施するために必要な税財 源を移譲するとともに、人員移管について地方との協議を行うこと。
なお、以下の事項については優先的に取り組むこと。
・ハローワークについては、地方が担っている事務・権限との一元化により、 住民の利便性がより向上することから、埼玉県・佐賀県における「ハロー ワーク特区」の効果等について直ちに検証し、地方への移管を早期に実現 すること。
それまでの間、ハローワーク求人情報のオンライン提供を活用する地方自 治体の職員が国の職員と同内容の情報を利用して職業紹介を行える環境を整 備すること。
・「事務・権限の移譲等に関する見直し方針について」(平成25年12月20日 閣議決定)に基づく直轄道路・直轄河川の移譲に当たっては、国が認めた 区間に止まらず、地方が求める区間全てを地方に移譲すること。なお、適
切な移管時期などを関係する地方自治体と十分に協議するとともに、確実 に財源措置を講じること。
・農地転用や中小企業支援に関する事務など、地方が強く移譲を求めている 事務・権限を速やかに移譲すること。
・県費負担教職員の給与負担等の権限移譲に当たっては、個人住民税所得割 2%分を税源移譲することで関係道府県と指定都市の間で合意したが、道 府県・指定都市の双方にとって財政運営への影響を最小限とする地方財政 措置を適切に講じること。
(2)更なる義務付け・枠付け等の見直し
国による関与、義務付け・枠付けについては、第3次一括法までの取組に 止まらず、地方からの意見を十分踏まえ、早期に、廃止を基本とした更なる 見直しを徹底すること。また、国は一括法等により「枠付け」の見直しを行 っ た と し なが ら 省 令で 「 従 う べき 基 準 」を 設 定 す るこ と に より 、 実 質 的 に
「枠付け」を存続させている。したがって、「従うべき基準」の設定は行わ ず、既に設定されたものについても撤廃すること。
また、条例による法令の上書き権を認めるなど地方自治体の条例制定権を 拡大すること。
(3)地方自治法の抜本改正
現行の地方自治法をはじめとする地方自治制度は、地方自治体の組織・運 営の細目に至るまで規定し、事実上、国が地方行政を統制する仕組みとなっ ていることから、地方自治体の裁量権を広範に保障するため、地方の意見を 十分に踏まえ、早急に地方自治法を抜本改正すること。
(4)「国と地方の協議の場」の実効性ある運営
国と地方は対等・協力の関係にあるとの基本認識のもと、地方の意見を確実 に政策に反映させること。
そのため、分科会も含め、政策の企画・立案の段階から協議事項について 十分に説明するなど、実効性のある協議の場の運営を行うこと。
また、地方側の代表者の数を増やすとともに、指定都市の代表者を正式な 議員として位置付けるよう見直しを行うこと。
Ⅱ 真の分権型社会にふさわしい地方税財政制度の構築
(1)地方税財源の充実・確保 ア 税源移譲の確実な実現
地方が担う事務と権限に見合った地方税源の充実強化を図るため、国と地 方の税体系を抜本的に見直し、地方への税源移譲を確実に進めること。
また、地方が真に住民に必要なサービスを自らの責任で自主的、効率的に 提供するため、税源の地域偏在性が小さく、安定的な税収を確保できる地方 税体系を構築すること。
イ 社会保障分野における地方税財源の確保
地方自治体は、医療、介護及び子育て施策など幅広い社会保障行政におい て、サービスの運営・給付主体として重要な役割を果たしている。
このことを踏まえ、今後も増加が見込まれる社会保障分野に係る行政需要 に見合った地方税財源を確保すること。そのためにも、まずは、法定化され た地方消費税の税率2. 2%への引上げを確実に実施すること。
ウ 地方法人特別税及び地方法人税の撤廃等
地域間の税収格差の是正を名目に、消費税率の引上げまでの暫定措置とし て導入された地方法人特別税は、平成27年10月までに確実に撤廃し、地方税 である法人事業税に復元すること。
また、平成26年度税制改正により、同様の名目で、地方法人税が創設され たが、本来、税収格差の是正は、税源移譲や地方交付税の増額により、地方 税財源を拡充する中で、国の責任で行うべきであり、これに地方税を用いる ことは、地方分権に反し極めて不適切である。
加えて、同制度は、平成26年度の地方財政計画にも見られるように、実質 的には地方交付税の総額不足の補填に活用されており、国の責任放棄とも言 える極めて不当な措置となっている。
このように、地方法人税は、地方分権に反するのみならず、制度運用の面 からも将来にわたって地方財政に悪影響を及ぼすものであることから、速や かに撤廃し、地方税である法人住民税に復元すること。
なお、国において法人課税の実効税率引下げの検討が行われているが、仮 に引下げ等を行うこととした場合においては、地方税の税率引下げは行わず、 国税の税率を引下げること。その場合、法人税額が法人住民税法人税割の課 税標準となっていること等に鑑み、国の責任において地方税による確実な代 替財源を確保すること。
エ 自動車取得税の廃止に伴う地方税による代替財源の確保
自動車取得税については、平成26年度与党税制改正大綱において、消費税 率10%への引上げ時に廃止することが明記されたが、その減収分については、 軽自動車税の税率引上げ等により一部が補填されるものの、減収分に見合っ た代替財源の全体像は、いまだ明らかにされていない。
自動車取得税が地方自治体の都市基盤整備等の貴重な安定財源となってき た経緯等を踏まえ、地方自治体に減収が生じることのないよう、地方税によ る安定的な代替財源を確保すること。
オ 償却資産に対する固定資産税の現行制度の堅持
平成26年度与党税制改正大綱では、設備投資促進を目的とした固定資産税 の償却資産課税に関する税制措置について、引き続き検討することとされて いるが、償却資産の所有者が事業活動を行うに当たり、行政サービスを享受 していることに着目して課税しているものであり、都及び市町村の重要な基 幹税目であることから、国の経済対策の観点からの見直しを行うべきではな く、現行制度を堅持すること。
カ 地球温暖化対策に必要な地方税財源の確保
平成26年度与党税制改正大綱では、地方の地球温暖化対策に関する財源の
確保について、専門の検討チームを新たに設置して検討を行うこととされた。 ついては、地方自治体が地球温暖化対策に果たす役割と責任などを踏まえ、 地方の意見を取り入れながら、必要な地方税財源を確保する制度を早急に創 設すること。
キ 課税自主権の拡大
地方自治体の財政需要を賄う税財源は、法定税により安定的に確保される ことが基本であるが、地方は必要な財源を自ら調達するために、地域の特性 に応じた法定外税を創設することができる。
しかし、法人事業税に関する規定が及ばない法定外税として創設した神奈 川県臨時特例企業税は、平成25年3月の最高裁判決で、法定外税であっても、 別段の定めがない限り、法定税に関する規定に抵触してはならないという強 行規定が及ぶものと判断され、違法・無効となった。
この判決は、地方自治体が独自に創設する法定外税は法定税に関する強行 規定の制約を受け、国税を含む法定税が課税対象を幅広く押さえている現状 を踏まえると、実質的に法定外税の創設が困難であることを示したものであ る。
現状のままでは、地方自治体の課税自主権の積極的な活用が阻害されるこ とから、地方自治体が、法定外税を法定税から独立した対等の税目として創 設することを可能とするなど、地方税法をはじめとした関係法令を抜本的に 見直すこと。
(2)地方交付税制度の改革
ア 地方交付税の総額確保等と適切な運用
今後も大幅な社会保障関係費の増加が見込まれる中、地方が責任を持って 地域経済の活性化等の施策を推進していくには、裏付けとなる財源の確保が 必須であることから、地方交付税については、社会保障と税の一体改革に伴 う新たな地方負担を含めて地方の行財政需要を的確に把握し、地方の安定的 財政運営に必要な総額を、法定率の引上げによって確保すること。
また、地方交付税は国による義務付けや政策誘導を行うための制度ではな く、地方共有の固有財源であることを再認識し、適切に運用すること。併せ て、地方交付税が「国からの仕送り」であるかのような誤った認識を国民に 与えないよう、周知に努めること。
イ 臨時財政対策債の廃止
臨時財政対策債は、平成13年度に導入されて以来、地方から廃止と地方交 付税への復元を繰り返し要求してきたにもかかわらず、4度目の延長期限で ある平成25年度で廃止されることなく、平成28年度まで5度目の延長がなさ れたところである。
臨時財政対策債を延長し、大量発行する状況を放置することは、将来の世 代に負担を先送りしていることにほかならず、国がその責任を十分果たして いるとは言えない。また、過去に発行した臨時財政対策債の償還を、新たな 臨時財政対策債の発行により行うという現状は、持続可能な地方財政制度と いう観点から、抜本的な見直しが急務である。
地方財源不足の解消は、税源移譲や地方交付税の法定率引上げ等によって 確実に対応すべきであり、地方が国に代わって借り入れる臨時財政対策債を 廃止することとし、その工程を早急に示すこと。それまでの間、財政力指数 の高い地方自治体に過大に配分されている不公平な臨時財政対策債発行可能 額の算定方法を見直すこと。
(3)国庫支出金の改革
ア 国庫支出金の抜本的な改革
国庫支出金については、国と地方の役割分担を見直し、地方への権限及び 税源の移譲を中心とした抜本的改革を進めることとし、国は速やかにその工 程を明らかにすること。
それまでの間、国庫支出金は首都圏特有の行政需要を斟酌し、必要額を安 定的かつ確実に確保すること。
また、地方自治体間の財政調整は地方交付税により行い、国庫支出金によ る財政力格差の是正は行わないこと。
さらに、事務手続の簡素化など運用改善を図るとともに、国の関与は最小 限とし、地方の自由度を高め、地域の知恵と創意が生かされる制度となるよ う見直すこと。
イ 基金事業の見直し
国庫支出金の廃止、地方への税源移譲が行われるまでの間、緊急雇用創出 や再生可能エネルギーの導入推進等に係る基金事業については事業の進捗状 況など、地方の必要に応じた増額や、事業期間の延長を図るとともに、地方 の裁量による主体的かつ弾力的な取組が可能となるよう、基金の造成を指定 都市にも認めることなど、要件の見直しを行い、併せて事務手続きの簡素化 など運用改善を図ること。
(4)国直轄事業負担金の見直し
国直轄事業については、国と地方の役割分担を見直すことにより、真に国 が行うべき事業に限定した上で、国が全額費用負担するとともに、それ以外 の事業は地方に権限と必要な税財源を移譲し、国直轄事業負担金の見直しに 向けた具体的な手順等を盛り込んだ工程を早急に示すこと。
また、国直轄事業の実施や変更に当たっては、負担金を負担する地方自治 体の意見を確実に反映させるため、事前協議を法制化すること。
加えて、国は、地方が国に支出した国直轄事業負担金について、厳正な検 査を行い、不適切な支出等があった場合は地方自治体に負担金を返還する仕 組みを構築すること。
なお、「事務・権限の移譲等に関する見直し方針について」(平成25年12 月20日閣議決定)に基づく直轄道路・直轄河川の移譲に当たっては、必要な 財源を確実に措置すること。
Ⅲ 道州制の議論に当たって
現在、道州制推進基本法案の国会への提出が検討されているが、道州制の議 論に当たっては、真に地方分権に資するものとなるよう、地方の意見を十分に 尊重すること。
また、道州制の議論にとらわれることなく、権限移譲、義務付け・枠付けの 見直し、地方税財源の充実・確保等の改革を一体的に進めること。
Ⅳ 国の財政規律の確立と地方税財源の復元
地方は、厳しい財政状況の中、大幅な職員数の削減や給与カットなど、徹底 した行政改革を断行し、財政健全化に努めている。
しかし、国は、職員の削減実績について地方を大幅に下回り、また、給与カ ットの実績も地方の3分の1に満たず、行政改革への取組が不十分であると言 わざるを得ない。
このような中で、国は、消費税率の引上げによる税収増等により、過去最大 規模である約96兆円の平成26年度予算を編成した。
その一方で、地方が国に代わって借り入れる臨時財政対策債や、地方の貴重 な税源を国税化した地方法人特別税を継続するとともに、地方法人税を創設し、 更なる地方税の国税化を行っている。
国は、行政改革と財政健全化に取り組むとともに、こうした国の財政難を地 方にしわ寄せする制度については、財政状況に関わらず見直しを行うべきであ る。特に、税収増等により財政状況が好転する中にあっては、速やかに制度の 撤廃と地方の税財源の復元に取り組むこと。
平成26年5月27日
内閣総理大臣 安倍 晋三 様 内閣官房長官 菅 義偉 様
九都県市首脳会議
座長 神奈川県知事 黒 岩 祐 治 埼 玉 県 知 事 上 田 清 司 千 葉 県 知 事 森 田 健 作 東 京 都 知 事 舛 添 要 一 横 浜 市 長 林 文 子 川 崎 市 長 福 田 紀 彦 千 葉 市 長 熊 谷 俊 人 さ い た ま 市 長 清 水 勇 人 相 模 原 市 長 加 山 俊 夫
地域の自主性・自立性を高め、個性豊かで活力に満ちた地域社会を実現 するためには、地方分権改革の着実な推進が不可欠である。
九都県市首脳会議は、政府に対し真の分権型社会の構築に向け、地方の 意見を確実に踏まえ大胆な改革を断行するよう、特に次に掲げる3つの事 項の実現を強く要求する。
1 更なる権限移譲の推進
今通常国会に提出されている第4次一括法案等により、国から地方へ の権限移譲及び道府県から指定都市への権限移譲が実施されることとな ったが、国の出先機関の見直しは行われておらず、国から地方へ移譲す る事務・権限はわずか50事項に止まるなど、不十分である。
ついては、国の出先機関は原則廃止する視点も踏まえ、国と地方の役 割分担の徹底した見直しを行い、更なる国から地方及び都道府県から基 礎自治体への大幅な権限移譲を進めること。
また、権限移譲を進めるに当たっては、住民に身近な事務・権限は全 て地方自治体に移譲することを基本とし、事務事業を実施するために必 要な税財源を移譲するとともに、人員移管について地方との協議を行う こと。
2 地方法人特別税及び地方法人税の撤廃等
地域間の税収格差の是正を名目に、消費税率の引上げまでの暫定措置 として導入された地方法人特別税は、平成27年10月までに確実に撤廃し、 地方税である法人事業税に復元すること。
また、平成26年度税制改正により、同様の名目で、地方法人税が創設 されたが、本来、税収格差の是正は、税源移譲や地方交付税の増額によ り、地方税財源を拡充する中で、国の責任で行うべきであり、これに地 方税を用いることは、地方分権に反し極めて不適切である。
加えて、同制度は、平成26年度の地方財政計画にも見られるように、 実質的には地方交付税の総額不足の補填に活用されており、国の責任放 棄とも言える極めて不当な措置となっている。
このように、地方法人税は、地方分権に反するのみならず、制度運用 の面からも将来にわたって地方財政に悪影響を及ぼすものであることか ら、速やかに撤廃し、地方税である法人住民税に復元すること。
なお、国において法人課税の実効税率引下げの検討が行われているが、 仮に引下げ等を行うこととした場合においては、地方税の税率引下げは 行わず、国税の税率を引下げること。その場合、法人税額が法人住民税 法人税割の課税標準となっていること等に鑑み、国の責任において地方 税による確実な代替財源を確保すること。
3 臨時財政対策債の廃止
臨時財政対策債は、平成13年度に導入されて以来、地方から廃止と地 方交付税への復元を繰り返し要求してきたにもかかわらず、4度目の延 長期限である平成25年度で廃止されることなく、平成28年度まで5度目 の延長がなされたところである。
臨時財政対策債を延長し、大量発行する状況を放置することは、将来 の世代に負担を先送りしていることにほかならず、国がその責任を十分 果たしているとは言えない。また、過去に発行した臨時財政対策債の償 還を、新たな臨時財政対策債の発行により行うという現状は、持続可能 な地方財政制度という観点から、抜本的な見直しが急務である。
地方財源不足の解消は、税源移譲や地方交付税の法定率引上げ等によ って確実に対応すべきであり、地方が国に代わって借り入れる臨時財政 対策債を廃止することとし、その工程を早急に示すこと。それまでの間、 財政力指数の高い地方自治体に過大に配分されている不公平な臨時財政 対策債発行可能額の算定方法を見直すこと。
平成26年5月27日
内閣総理大臣 安倍 晋三 様
内閣官房長官 菅 義偉 様
九都県市首脳会議
座長 神奈川県知事 黒 岩 祐 治 埼 玉 県 知 事 上 田 清 司 千 葉 県 知 事 森 田 健 作 東 京 都 知 事 舛 添 要 一 横 浜 市 長 林 文 子 川 崎 市 長 福 田 紀 彦 千 葉 市 長 熊 谷 俊 人 さ い た ま 市 長 清 水 勇 人 相 模 原 市 長 加 山 俊 夫